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第48回 流通機構営業マン・ウーマン表彰制度

 
さる6月25日、東京本社において「流通機構営業マン・ウーマン表彰制度・2017年度表彰式」を行いました。
この表彰制度は、当社製品の販売で優秀な成績をおさめた方々を表彰するものです。
第48回を迎えた今回は、日々お客さまと良好な信頼関係を築きながら、優秀な成績を上げられた方々が選ばれました。

最初に、宮下専務執行役員より、
「昨年からの品質問題で多大なご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。」
「アルミ・銅マーケットへの期待に応えていけるよう、お客様の信頼回復のために今後も一緒に取組みをお願いします。」
との挨拶があり、その後表彰状の授与が行われました。

受賞者


豊通マテリアル株式会社
非鉄製品部 軽圧・部品グループ
今泉 貴之 氏

豊通マテリアル株式会社
非鉄製品部 軽圧・部品グループ 課長代理
平野 直人 氏

SHINKO SHOJI SINGAPORE PTE. LTD.
Sales Manager
IVAN LIEW 氏

重点需要家拡販賞

豊通マテリアル株式会社  非鉄製品部 軽圧・部品グループ  
今泉 貴之 氏
 
受賞対象製品:
サスペンション部品用アルミ鍛造品 FRナックル
 
●受賞のコメント
このたびはこのような賞をいただき、とても光栄です。今回、自動車のFRナックルにアルミ鍛造品が採用されましたが、ここに至るまでに諸先輩の約10年間以上におよぶ営業活動の積み重ねがあって、それがようやく今、実を結んだので、先輩の方々にはとても感謝しています。
これまで高級車のロアアームなど、中型・小型部品の受注はありましたが、FRナックルは大型部品でより厳しい仕様が求められます。今回採用されるプラットフォームは、従来は鋳鉄製でしたが、これを高強度アルミ材(KD610)の鍛造品に変えることで大幅に軽量化が実現できます。お客さまは軽量化ニーズを持ちながら材料の代替には慎重であるため、その効果を長期にわたってさまざまなかたちで提案してきました。やりとりにおいてはお客さまが言いにくいようなニーズをうまく汲み取ってそれを材料メーカーに交渉していくことが重要で、それには専門知識もある程度必要となります。その点、神戸製鋼所の方々は私の質問に真摯に応え、助けてもらいました。採用されたのは中級車種で、同グレードの車種が今後日中米とグローバルに展開していくことが予想されるため、これからの広がりが期待できます。増加する需要に対してどう供給体制を整えていくかは今後の課題です。神戸製鋼所さんといっしょに取り組んでいけたらと考えています。

重点需要家拡販賞

豊通マテリアル株式会社  非鉄製品部 軽圧・部品グループ 課長代理  
平野 直人 氏
 
受賞対象製品:
高級SUV向けフロントバンパー(加工品) Z6W-T5
 
●受賞のコメント
このような名誉ある賞をいただき、大変恐縮しております。今回の受賞対象となった自動車のフロントバンパーは当初、他社の材料で決まっていました。しかし開発の過程で、フロントの複雑なデザインと衝突安全性の確保からの強度向上がより高い次元で求められるようになり、他社では対応できなくなっていました。そこでお客さまが着目したのが、神戸製鋼所が保有する技術です。通常バンパーは押出材と周辺の補強部品、追加工で作られますが、神戸製鋼所は独自の成形技術によって補強部品や追加工を必要とせず、一体で加工する技術を持ちます。これによって複雑な形状でも部品点数、組立工数を低減でき、強度も確保できます。そのため、お客さまからのアプローチで話が進みました。長府製造所の技術者がお客さまのところにたびたび足を運びながら、高強度な材料を選び、高い剛性を持つ断面形状を設計するとともに、成形技術でも新技術に挑戦され、新しい試みが実現しました。
私たちは、いちはやく情報を収集して調整を行いながら、価格交渉に注力しました。難易度の高いフロントバンパーの受注は当該お客さま向けでは1993年以来遠ざかっておりましたが、今回の受注で今後のターゲットの範囲が広がった意義は大きいと考えております。今後はバンパーやドアビームの拡販、さらにはEVなどでのアルミ材の可能性を広げるべく、営業活動に力を入れていきたいです。

販売活動特別賞

SHINKO SHOJI SINGAPORE PTE. LTD. Sales Manager  
IVAN LIEW 氏
 
受賞対象製品:
半導体リードフレーム
 
●受賞のコメント
このような賞を受賞してとても光栄に思っています。また神戸製鋼所に対して貢献できたことを嬉しく感じています。私はKLS社(Kobe Leadframe Singapore Pte. Ltd.)の元社員という経歴から、供給者としての知識があり、またお客さまに対する理解もあるため、両方の立場に立って考えることができます。近年、取引のあるお客さまがシェアを伸ばして需要が増えたことから、材料の供給が滞った時期がありましたが、納期の早いものと遅いものに仕分け、またお客さま側で発生したエラーも極力抑え、納期の遅れを最小限にとどめることができました。
リードフレーム市場の変動は著しいですが、ここ数年は車載向けやクリーンエネルギー関係が好調です。とくに車載向けは、自動車の電装化が進み電子機器が増加しているため、今後もリードフレームの需要は見込めるでしょう。
競争は非常に激しくなっていて、お客さまは価格競争力のあるメーカーを探しています。またここ10~20年の間に車載向けは品質が重視される傾向にあります。そのようななかで神戸製鋼所グループは素材から一貫して扱っているため他社と差別化できますし、材料供給面で強みがあります。今後も営業に注力し、リードフレームの拡販を担って、神戸製鋼所グループが強くなっていくことに貢献したいです。
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