「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり……」平家物語の冒頭に登場する名文や、「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」正岡子規の名句など、古くから文学の世界でも鐘の音に日本人特有の感性が描かれている。山里の夕暮れ時、遠くから聞こえてくる優しい鐘の音は、音で甦る日本の原風景でもある。鐘の音は、日本人にとって例えようの無い純なものとして心に素直に届く。
美術的細工が施された流麗な梵鐘が鐘楼に吊るされている佇まいは、あくまでも気高く美しく、凛とした静寂が漂う。が、一度その音が鳴ると、「心」と言う日本の伝統の音色となって響き渡る。
 
 

加賀藩二代藩主前田利長公の高岡産業振興構想。
日本人特有の感性「余韻」を生み出す技術。
音と形を知る鋳匠と鋳工から生まれる名鐘。
磨き抜かれた人の英知「手作り」技術。



鐘の音に歴史あり[その壱:鐘銘]
天下取りに利用された梵鐘の鐘銘。

鐘の音に歴史あり「その弐:時の鐘」
花の雲 鐘は上野か 浅草か

鐘の音に歴史あり[その参:半鐘]
火事と喧嘩は江戸の華。
 
 
 
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