厚生労働省が国内の卓越した技術者を表彰する、平成20年度「現代の名工」に、当社真岡製造所品質保証室係長の菊池弘光氏が第1部門(金属材料製造の職業等)で選ばれました。同製造所では、これで8名の「現代の名工」を輩出したことになります。
菊池氏は、アルミ板材の品質検査業務に長年従事し、各種検査・分析機器の操作技能に長けており、品質検査だけでなく、異常発生原因の解明、よりよい製造条件の確立に大きく貢献しました。
特に飲料缶用アルミ板材では、不良缶の発生率は0.5ppm(200万缶に1缶以下)を要求されるため、異物や疵に対し厳しい管理を行っており、その鍵となるのが検査業務です。菊池氏は各種検査機器の操作技能、アルミ缶成形に関する技能に習熟し、誤差の少ない安定したデータを収集することができるだけでなく、アルミ板材製造の幅広い知識をもとに、品質異常とその発生原因を見抜き、製造条件を製造スタッフ、研究室にアドバイスしています。また、試作機で実際にアルミ缶を成形し、分析することで、需要家の要求に最適な加工条件を確立するなど、品質検査業務だけにとどまらない活躍をしています。

製品開発、品質向上に大きく貢献してきた菊池氏の、さらなる活躍が期待されます。

菊池氏受賞のコメント

入社以来、品質を保証する業務に従事して、このような栄誉ある賞をいただいた事は身に余る光栄であります。これもひとえに諸先輩をはじめとし、所内で働く多くの方々のご支援・ご協力の賜物であり、総力の結集でいただけた賞であると感謝しております。今後もこの賞に恥じることなく、職を同じくする後輩たちに向け技術・技能伝承を進め、品質を保証する検査精度向上に向けて微力ではありますが尽力していきたいと思います。
 
 
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