このほど、当社の長府製造所(山口県)は金属資源の有効活用で財団法人クリーン・ジャパン・センターより会長賞を受賞しました。この賞は、廃棄物の発生抑制や再使用、有効利用(3R)に取り組む企業を表彰するもので、長府製造所では発生する廃棄物のほとんどを再資源化していることが高く評価されました。
これまで同製造所では製造工程で発生する金属を含有した汚泥等は再資源化が難しいことから埋立処分を行っていました。金属資源の最大限の活用を図るにはこれらの再資源化が必要と考え、事業所内で発生する廃棄物の発生過程や成分、処理方法を詳細に調査し、処理委託先を新たに開発するとともに、対象廃棄物の前処理、分別細分化、運搬手法等の見直しを行い、金属の再資源化を図りました。

このような取り組みによって、2004年まで千数百トンあった銅含有汚泥の埋立最終処分量は2005年以降ほぼゼロに。アルミニウム含有廃棄物の有価再資源化量も2007年には300トンに達し、循環型社会の構築に大きく貢献しています。


 
受賞の様子   クリーン・ジャパン・センター会長賞の楯


<主な取り組み内容>
「総合排水汚泥からの金属の再資源化」
総合排水処理施設で発生する汚泥には銅成分が13%含有しているが、2004年当時、銅精錬業者の受入下限値以下のため再資源化できず、埋立処分していた。そこで銅精錬業者との交渉を進めるとともに大型ダンプを用いることにより輸送コストを低減。輸送コストを買取価格以下に抑えることで銅精錬による再資源化が達成でき、150t/年の金属回収が実現している。




「溶融アルミニウムフィルター屑、鋳造箔状かす等のアルミニウム含有廃棄物からの金属の再資源化」
従来、アルミニウムの回収が可能な業者がみつからず破砕後埋立処分していたが、国内関連業者をくまなくあたり、回収可能な業者を探し出し、再資源化を実現した。

 
溶融アルミニウムフィルター層   鋳造箔状かす
 
 
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