さる6月22日、「流通機構営業マン表彰制度・2005年度表彰式」を開催しました。この表彰制度は、当社製品の販売に関して優秀な成績を修められた方々を表彰するもので、今年で 36 回を迎えました。受賞された方々の今後のご活躍を期待します。
 
新分野開拓賞
受賞対象製品: プラズマディスプレイマウントシャーシ材
藤崎金属(株)
営業室
尾崎 肇 氏
 

私はこの仕事を続けて 30 年になるのですが、このたびこのような賞をいただき、ありがたく感じています。最近、プラズマディスプレイは徐々に手の届く価格に近づき、販売量が伸びています。また今後の成長も期待でき、 4 、 5 年後には世界市場が 3 〜 4 倍に拡大するという予測も出ているほどです。プラズマディスプレイには、放熱シャーシとして大型のアルミ板材が使用されています。その他にも様々なパーツにアルミ放熱部材が使用されており、 1 台あたり相当量のアルミ材が使用されています。
お客さまとは長いつきあいのなかで、メインの供給サプライヤーとして神戸製鋼は位置づけられています。コスト競争からここ数年は低迷していましたが、「もう一度目を向けてほしい」と交渉し、シェアの大幅拡大を実現できました。交渉時に気をつけたことはコスト競争だけは避けるということでした。低コストを売りにしても利益は向上しません。そのため粘り強く交渉しました。時間はかかりましたが、コスト競争ではなくシェアを拡大できたことは良かったと感じています。

 
 
新用途開拓賞
受賞対象製品: 自動車用バスバー材 TRCA16

神鋼商事(株)
非鉄金属本部銅製品部名古屋銅グループ
小川 裕二 氏

 

今回の受賞は個人の力ではなく、営業部全員の力だと思っています。また、私は昨年まで神戸製鋼所名古屋営業所に出向していたので、その時の活動も少しはお役に立てたのだと嬉しく思っています。
自動車には、張り巡らされたワイヤーハーネスを集積するジャンクションブロックが搭載されていますが、これは、銅板が何層にも入ったバスバーで構成されています。バスバー材には、導電率が高いことに加えて強度も必要で、この二つのバランスが重要となります。従来は純銅系材料が使用されていましたが、純銅系は導電率が高いものの、強度に劣ります。自動車メーカーが両特性を備えた材料を求めているという情報を得たので、それなら神戸製鋼の開発合金( TRCA16 )がバスバーに適していると提案し、採用に至りました。現在、日系自動車メーカーの成長は著しいですが、今後の厳しい開発競争のなかで当社も勝ち残っていけるようがんばりたいと考えています。そのなかで神戸製鋼の開発や販売に力添えできるよう、情報収集に努め、寄与していきたいと考えています。

 
 
重点需要家拡販賞
受賞対象製品: 半導体、液晶装置および一般産業向けアルミ厚板 在庫販売棒

神商非鉄(株)
東京営業部流通グループ
山田 武生 氏

 

受賞の知らせを聞いたときは驚きました。この賞は、私個人ではなく流通グループ全体に対していただいたものだと考えています。
私がお客さまとのやりとりで心がけていることはスピードです。もともと私は前職が問屋だった関係で、問屋が求めるものが多少理解でき、できるだけレスポンスはスピーディーにしています。私どもの営業形態は、当社とエンドユーザーの間に流通が入り、ワンクッションあるため、対応が遅かったりすると他社が入ってくる可能性があります。半導体・液晶装置向けの厚板を扱っていますが、この分野は扱うサイズや品種のバリエーションが広く、品揃えで一部は欠けることがあります。その際、商品の納期について神戸製鋼とディスカッションしながら、納期フォローやクレーム対応等のスピードアップを図っています。
この受賞を契機に、厚板分野及びアルミ定尺棒についてさらに勉強し、販売量を増やしていきたいと考えています。とにかく物を売って行こう、売って生きたいと意気込んでいます。

 
 
販売活動特別賞
受賞対象製品: アルミ合金製空温式蒸発器

神鋼商事(株)
機械・情報本部西日本機械部大阪産業機械グループ
佐久間 大輔 氏

 

今回の受賞はまず工場の生産部門の方や、機械設計者の納期協力、価格協力が上手く機能したことによるものであり、こうした人たちと仕事ができたことに喜びを感じています。
私が扱っている空温式蒸発器は工業用ガスを気化させるもので、オーダーメイドの多い工業設備において使用されます。この商品は案件ごとに見積、仕様書を提出していく営業スタイルで、機械の営業に似ています。そのため私のような機械カンパニーの営業が携わっています。通常、機械の営業は受注か失注、0か100の世界です。つまり案件が存在する限り、受注する会社があるわけで、引合いがきたら必ずものにしたいと、受注に対してシビアな気持ちでのぞんでいます。特に意識しているのがタイミングで、コンタクトを頻繁にとりながらお客さまの状況を把握し、タイミングを逃さないよう進めています。今回、重要顧客のシェアが伸びたということに対し高い評価をいただきましたが、それを裏切らないよう、今後は数%増しと言わず、 2 倍、 3 倍の拡大を図る気持ちでやっていきたいと思います。

 
 
販売活動特別賞
受賞対象: 銅板条に関するトラバース加工及び納入サポート体制

中尾金属(株)コイルセンター一同 
代表 静岡コイルセンター
大庭 政紀 氏

 

静岡コイルセンターは今年 6 月で創業 33 年目になるのですが、創業当時から神戸製鋼とは共に生産活動を行っています。当社は特に外資系の自動車関連のお客さまが多かったため、必要なときに、必要な数量を納入するカンバン納入体制を 1980 年代前半から確立しています。神戸製鋼にもこの生産体制は活用いただき、神戸製鋼の営業活動に貢献でき、嬉しく思っています。
カンバン納入は、事前に製品を作っておくわけにもいかないので、発注がきたら即生産に取りかかります。リードタイムは最短で 5 時間。現場は機動力が求められ、常に緊張感を持って生産にのぞんでいます。このような納入体制が評価されて、お客さまから様々な情報が入ってきます。神戸製鋼のお客さまに対しても直接やりとりすることも多く、情報収集を行いながら、ニーズを先取りし次の展開に反映させています。
現場は日々、緊張感のなかで切磋琢磨しており、このような静岡コイルセンター一同に対し賞をいただき、非常に励みになります。ありがとうございました。

 
 
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